「労務管理」のご支援は、労働環境の整備やご相談、社会保険などの手続きや給料計算の代行サービスなどが中心となります。クラウドサービスの利点を最大限に活用していますので、これらの取り組みをご依頼頂く事で、業務改善に取り組むことが可能となり、働き方改革に対応する事が出来ます。また、労務リスク監査と労務管理の改善にも力を入れて取り組んでおり、「労働者が安心して働ける組織づくり」のお手伝いを行います。
業務改善と働き方改革
業務改善のススメ
働き方改革関連法の実施に伴い、業務改善は企業が克服しなければいけない、大きな課題のひとつとなりました。社会保険労務士法人さくらでは、ご相談や業務の代行をお受けする事や、企業に潜む労務リスクの診断と改善に取り組むことで、企業の業務改善に貢献いたします。ご要望によって、きめ細かく対応可能ですので、お気軽にお問い合わせください。
労務相談
労務トラブルの対応、就業規則の作成、社内規定の整備、長時間労働対策など、日常業務の疑問や問題解決の方法に関して対応いたします。
就業規則診断
業務改善の第一歩として、「就業規則診断」もお勧めしています。ITツールを使い分析を行い、その結果を具体的な数値として表すことが可能です。「就業規則の全体評価」や、具体的な「改善点」に加え、「レーダーチャート」を使い、御社の就業規則のバランスを、図で確認する事ができます。
業務代行サービス
社会保険労務士事務所さくらでは、クラウドサービスを最大限に活用し、業務代行のサービスを提供しています。労務の専門家が、新しい法改正などを常にチェックしながら作業を進めます。
社会保険等の各種手続き
従業員の入社や退社、引っ越しや家族の増減など、社会保険の手続きが発生した場合に対応いたします。企業様は必要な情報の入力を行って頂くだけで大丈夫です。
給与計算
期日までに、勤怠管理の締め処理を行ってください。完了にご連絡をいただき、データを送付頂ければ、以降の作業を進めて行きます。
働き方改革のポイント
働き方改革関連法について
時間外労働の上限規制
残業時間の上限は、原則として、月45時間・年360時間とし、臨時的な特別な事情がなければこれを超えることはできません。
※大企業では2019年4月から、中小企業では2020年4月から導入されました
年次有給休暇の時季指定
労働基準法が改正され、使用者は、法定の年次有給休暇付与日数が10日以上の全ての労働者に対し、毎年5日、年次有給休暇を確実に取得させる必要があります。
※大企業、中小企業ともに2019年4月から導入されました。
同一労働同一賃金
正規雇用労働者と非正規雇用労働者(パートタイム労働者、有期雇用労働者※1、派遣労働者)との間の不合理な待遇格差が禁止されています。
※1 パートタイム労働法の対象に、有期雇用労働者も含まれることになり、法律の名称が、「短時間労働者及び有期雇用労働者の雇用管理の改善等に関する法律」(いわゆる「パートタイム・有期雇用労働法」)に変わりました。※『パートタイム・有期雇用労働法』における「不合理な待遇差をなくすための規定の整備」は大企業では2020年4月から、中小企業では2021年4月から導入されました。『労働者派遣法』における同様の規定の整備は大企業、中小企業ともに2020年4月から導入されました。
労務リスク監査と労務管理の改善
労務リスクとは
労務リスクとは、労働問題が発生する事で生じる企業のリスクのことです。 具体的な例として、企業内でのハラスメントや、残業代未払い、不当解雇などが挙げられます。これらの問題が悪化すると、社員からの損害賠償請求や、労働基準監督署の臨検などを通して、企業の存続が危ぶまれる事態に発展する事もあります。
労務リスク監査
各種規制や現場担当者の作業確認・ヒアリングから、実際に潜む法的リスクを数値化し、目でわかる、労務のリスクとしてご提示します。気になる「労働時間」「賃金」「有給休暇」の評価も明確になります。
労務管理改善
労務リスク監査で顕在化した、リスクを取り除くために、具体的な方法をお示し、改善を図るお手伝いもいたします。また改善後の、労務リスク監査の結果を、ホームページや、名刺に印刷したQRコードから閲覧を可能とすることで、優良企業であることをアピールできます。
労務リスクを改善するメリット
労務リスクを改善することで、問題の発生を未然に防ぎ、安定した経営に取り組めるようになります。適切な労務管理で従業員のモチベーション向上と信頼関係を築き、社員の定着率の向上や、採用力の強化を目指しませんか?
クラウドサービスを活用した労務管理
社会保険労務士法人さくらでは、労務管理業務の改善に、クラウドサービス「Cellsドライブ」の活用をご提案しております。
(「Cellsドライブ」以外のサービスもご提案出来ます。)
クラウドサービス「Cellsドライブ」とは
クラウドサービスとは、インターネットを閲覧できる環境のパソコンがあれば、推奨するWebブラウザーを使う事で、複数の拠点でも同じデータを共有する事ができるサービスです。この仕組みを活用することで、当事務所と労務管理を行うためのデータを共有する可能となり、大幅な労務管理の効率化を行う事が可能です。顧問契約をいただいたお客様には大変好評を得ております。
大切なデータを安全にやりとり
御社と当事務所でマイナンバーを含むファイルや給与データ等の大切な情報を、セキュリティで保護された経路で安全かつスピーディーに送受信できます。メールやFAXとは異なり、送信先(宛先)を選択する必要がないため、送信ミスを防ぐことができます。
インターネット上で入力可能
インターネット上のフォームからマイナンバーを入力できます。※システムログ(「マイナンバー利用履歴」)から不正利用や外部からの不正なアクセスがないかのチェックも可能です。
「すぐに知りたい」を叶える
当事務所で管理している情報を御社と共有するため、必要なときにすぐに確認できます。(会社情報)御社の所在地・雇用保険事業所番号・労働保険番号・社会保険記号等の基本情報を確認できます。(個人情報)社員NO・氏名・生年月日・入社(退社)年月日・住所・社会保険関係・雇用保険関係・扶養家族等のデータを確認できます。
必要な連絡を紛れず「迷わず」「悩まず」
発生頻度の高い「入社」・「退社」・「住所姓変更」・「扶養異動」・「保険関係変更」の連絡手続フォームを用意しています。必要な情報をフォーム上の案内にそって入力していただくことで、当事務所へ手軽に連絡でき、伝達漏れやミスを防ぐことができす。
ファイリングや整理整頓は不要で場所もとらない
御社と当事務所でマイナンバーを含むファイルや給与データ等の大切な情報を、セキュリティで保護された経路で安全かつスピーディーに送受信できます。メールやFAXとは異なり、送信先(宛先)を選択する必要がないため、送信ミスを防ぐことができます。
豊富なバリエーションは自由自在に
入社退社関係、休職復職、助成金、社内トラブルにおける通知書式等、労務管理手続きで必要な各種便利ツールをお好きなときにダウンロードして利用できます。「就業規則」だけではなかなか浸透しにくい会社の理念やビジョン、就業ルール等を従業員に伝えるために最適な「会社ルールブック」も備えています。